ハネウェルジャパン,七つのセンサを内蔵したモジュールを発売
ハネウェルジャパン(本社東京)は,3軸磁気センサと3軸加速度センサ,気圧センサの7センサを一つのパッケージに内蔵したコンパスセンサ・モジュール「HCS01」を2007年4月に発売する。内部センサの温度を補正する温度センサと,オプションの外付け湿度センサを合わせれば,一つのインタフェースで9センサの使用が可能だ。パッケージの大きさは,6×6×1.2mm。別々のパッケージに収めた場合と比べて,設置面積や消費電力を抑えられる上,使い勝手が向上する。携帯電話機や携帯型ナビゲーション機器,運転姿勢制御などに向く。
HCS01が内蔵するAMR(異方性磁気抵抗)磁気センサは,磁気センサのオフセットや温度ドリフトの影響を排除するための動作をセンサ単体で実行できる。これにより,小型化と低消費電力を実現した。加速度センサは,重力加速度を検知してセンサモジュールの傾斜角を求めるもの。これを基に磁気センサの出力を補正することで,あらゆる姿勢で正しい方位を算出できる。気圧センサは,そのセンサが置かれている環境の大気圧を検知。あらかじめセットした基準値との比較により,高度を求める。気圧データの時間による変化から天候を予測する,といった使い方も可能だ。
磁気センサの最大計測範囲は±600μT。これは,日本での標準地磁気の約12倍の範囲に当たる。加速度センサの最大計測範囲は±2G。気圧センサの計測範囲は710〜1062hPaで,補正用温度センサは-20〜+80℃。サンプル価格は40米ドルで,量産購入時は10米ドル。
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