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ディーゼル車の国内年間販売,2010年に30万台超へ

2007/02/27 16:13
赤坂 麻実=Tech-On!
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 産業構造総合研究所は,ハイブリッド車やディーゼル車といった,いわゆる低公害車に関する市場動向の調査結果をまとめた。同社によれば,2015年までを見通したときにある程度の規模の需要が予測できる低公害車は,現時点でハイブリッド車,ディーゼル車,CNG(Compressed Natural Gas:圧縮天然ガス)車の3タイプという。

 ディーゼル車は,欧州を中心に伸びが見込まれる。欧州ではもともと日米よりもディーゼル車が好まれる傾向にあり,1990年代から各国で自動車市場の5〜40%を占めてきた。今後も比率は上がるとみられ,2015年には欧州15カ国の平均で60%を超える見込みだ。

 日本でも,2008〜2009年ころからディーゼル車の市場が立ち上がり,2010年の販売台数は30万台を超えると予測する。市場拡大を見込む根拠は,京都議定書に盛り込まれたCO2削減目標などの社会的圧力,欧州の自動車メーカーが日本市場で拡販を狙う際に差別化商品として投入してくる可能性,国内メーカーでもホンダや日産自動車が投入の意向を表明していることなどだ。2008年の販売台数は2万3000台(軽自動車を除く乗用車市場に占める比率は0.7%),2009年は7万3000台(同2.3%),2010年は31万台(同9.7%)と見通す。


日本のディーゼル車市場予測(出典:産業構造総合研究所)

ハイブリッド車は2010年に世界で270万台

 一方,ハイブリッド車は米国が最大市場となっている。2005年の世界販売台数25万台のうち,3/4ほどが米国で売れている。メーカーで強いのはトヨタ自動車。2005年の米国におけるハイブリッド車の車種別販売シェアで「プリウス」が51%,「ハリアー/クルーガー」が15%を占めた。ちなみにこれに続くのはホンダの「シビック」で14%だ。

 今後もハイブリッド車の市場における日本メーカーの隆盛は続くとみられ,産業構造総合研では2015年まで世界生産台数シェアの過半を日本メーカーが維持するとみている。なお,世界販売台数は,中国市場が高成長を遂げた場合は2010年に270万台,2015年に540万台に達すると予測する。


生産国別のハイブリッド車生産台数予測(出典:産業構造総合研究所)

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