米Microsoft,組み込み向け.NET Frameworkの開発キットを公開
米Microsoft Corp.は2007年2月13日,組み込み用途向けのプログラム実行環境「.NET Micro Framework」 の開発キット(SDK)を公開した。同社のパソコン向けのプログラム開発環境「Visual Studio 2005」の利用や,そこで提供されるオブジェクト指向言語「C#」によるプログラム記述が可能になる。
.NET Micro FrameworkはJavaに似た仮想マシンに基づくプログラムの実行環境。Windows Vistaに標準搭載される「.NET Framework 3.0」のサブセットに当たる。Microsoft社は2002年に発売した統合開発環境「Visual Studio .NET」以来,ターゲットとなるプログラムの実行環境は.NET Framework向けが主眼となっている。同社ではPDAやスマートフォンなどをターゲットとした「.NET Compact Framework」もあるが,.NET Micro Frameworkはさらにそれよりも小規模の機器への搭載を目指す。
SDKが備えるエミュレータ機能によって開発を進めるほか,USBやシリアル・ポート経由で通信しながら実機を用いた開発も可能である。対応するマイクロプロセサは,現時点でARM7およびARM9をコアとしたもの。実行環境には256Kバイト以上の主記憶と512Kバイト以上のフラッシュ・メモリ領域が必要。
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