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シロク,電磁誘導方式の採用で耐久性を高めた圧力分布シートセンサを開発

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2007/02/13 19:30
松田 千穂=日経ものづくり
図1◎「LLセンサー」の構造
図1◎「LLセンサー」の構造
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図2◎「LLセンサー」で足裏の圧力分布を測定した例
図2◎「LLセンサー」で足裏の圧力分布を測定した例
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図3◎「MMセンサー」
図3◎「MMセンサー」
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 シロク(本社茨城県つくば市)は,電磁誘導方式の圧力分布シートセンサ「LLセンサー」とメタルセンサ「MMセンサー」を開発した。圧力分布センサに電磁誘導方式を採用するのは、世界初という。同センサは、回路が非接触構造のため耐久性に優れるのが特徴。足圧や体圧,座圧などの変化をカラーまたは3次元表示できるため,ゲーム用の入力デバイスとして利用できるほか,車載機器やセキュリティー機器,介護用機器などへの組み込みに使える。

 LLセンサーは,コイルが直交するセル部の上に,緩衝材をはさんで金属片が乗った構造(図1)。圧力によって金属片が動き,セル部に近づくと,電磁結合が強まる。このとき変化する結合係数を検出することで,各セルの圧力を独立して検出/表示する仕組みだ(図2)。一方のMMセンサーは,セル部に直接金属片が乗る構造で,セル部に金属片が近付いて電磁結合が変化するのを検出し,そのセルの位置を表示するもの(図3)。金属片との距離を結合係数の変化として検知する。

 従来方式の場合は,例えば感圧抵抗方式では,最大速度が200フレーム/秒と速く,0.1mm程度まで薄くできるのが利点だが,耐久性が低いため組み込み用途に向かず,さらに,長さが1m未満に限られる。静電容量方式は,感圧抵抗方式よりは耐久性に優れるものの,価格が高かった。それに対して電磁誘導方式は,センサ回路のインピーダンスが低いため,最大で10mと大型化が可能。さらに,センサ回路の構造が単純なため,量産時にコストを抑えられる。ただし,最小分解能は4mmで,最大速度は100フレーム/秒。厚さは2mm程度までしか薄くできない。

 今回シロクは,LLセンサーの開発用評価キットを発売する。このセットは,センサ本体のほかコントローラ,ドライバ,APIを含む。テストツールは,3次元表示とマップ表示の切り替えができ,複数のデータを同時に表示することも可能だ。センサ本体の大きさは,562×462mmと1780×864mmで,分解能はそれぞれ,12.5mmと12mm。価格は,30万円と120万円。

連絡先:営業担当
電 話:029-811-7000
U R L :http://www.xiroku.com/

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