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オートイーブィジャパン、イタリア製の電気自動車を輸入販売、鉄系Liイオン電池を搭載

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2007/01/25 18:20
鶴原 吉郎=日経Automotive Technology
図1 ジラソーレの外観。フロント周りは日本仕様独自のデザイン。
図1 ジラソーレの外観。フロント周りは日本仕様独自のデザイン。
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 電気自動車の開発・販売を手がけるベンチャーのオートイーブィジャパンは、イタリアStart Lab社が製造する2人乗り電気自動車「ジラソーレ」を2007年1月25日から発売すると発表した。

 ジラソーレは、Start Lab社がイタリアで販売している2人乗り電気自動車をベースに、オートイーブィが共同で改良したもの。最大の特徴は、正極に酸化鉄系の材料を用いた中国Thunder Sky社製の鉄系Liイオン2次電池を採用したこと。鉛2次電池を採用したベース車両に比べて、航続距離を80kmから120kmへと大幅に伸ばした。ただし、電池技術の詳細については、同社では把握していないようだ。またモータ出力もベース車両の4kWから8.5kWに拡大することで、最高時速を45km/hから65km/hに向上させた。

 車体の基本骨格は、アルミニウム合金製のスペースフレーム構造で、前後に鋼管のスペースフレームを取り付けてサスペンションやエンジンを支持するとともに、前後の衝撃吸収部材としての役割を担わせている。この外板はABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂製。座席の下に電池を置き、その後ろに駆動モータを配置して、デファレンシャルギアで左右に振り分け、後輪を駆動する。変速機は持たない。

 国内仕様では、フロント周りのデザインやシートなども独自のものとした。サスペンション形式は、前輪がストラット式、後輪がトレーリングアームで支持したリジッド式でベース車両と同じだが、フロントではサスペンションアームや、アームを取り付ける鋼管製のサブフレームの形状を変更している。サブフレーム形状の変更は、国内の衝突安全規制をクリアするのが目的で、フロントのフルラップ衝突、オフセット衝突、側面衝突、後面衝突基準を満たしているという。

 価格は消費税込みで260万4000円で「コストの半分程度は電池が占める」(オートイーブィ社長の高岡祥郎氏)。主な仕様は全長2345×全幅1260×全高1510mm。ホイールベースは1725mm、車両質量は420kg。充電にかかる時間は家庭用電源で5〜6時間。Liイオン電池は電圧3.6Vのモジュールを14〜16個搭載し、電池容量は150〜200Ah。

図2 テールランプも独自デザイン。
図2 テールランプも独自デザイン。
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図3 インストルメントパネル。メータ、ハンドルは日本の独自仕様。
図3 インストルメントパネル。メータ、ハンドルは日本の独自仕様。
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