任天堂がみたび業績予想を上方修正,DSは予想に300万台上乗せ《訂正あり》
任天堂がまたも2006年度(2006年4月〜2007年3月)の業績予想を修正した。売上高は前回予想の7400億円に対して9000億円(前年度比76.7%増)へ,営業利益は1700億円から2100億円(同30.6%増)へ,いずれも大幅な上方修正を行った。売り上げに対して利益の伸びが小さいのは,新ハードの立ち上げ費用や宣伝広告費がかさんでいるため。同社が2006年度の業績予想を上方修正するのは2006年7月と10月に続いて3度目だ。
修正の最大の理由は,「ニンテンドーDS」の売れ行きが全世界で好調に推移していること。通期における本体の販売台数は前回予想の2000万台を大きく上回る2300万台になる見込み。対応ソフトウエアは1億本の大台に乗る見通しだ。国内市場ではいまだに品薄状態が続いているが,2006年12月からは250万台/月に生産能力を増強して需要に応える体制を整えている。
ニンテンドーDS以外の製品も好調だ。2006年12月に発売した「Wii」は,生産能力の限界から本体の販売見込みは600万台に据え置いたものの,対応ソフトウエアは当初予測の1700万本を上回る2000万本に修正した。「海外では本体に『Wii Sports』を同梱したため,当初は2本目のソフトウエアを買う人がどの程度いるのか危ぶまれたが,フタを開けてみればソフトもよく売れた」(同社広報)。発売から年月を経た「ゲームボーイアドバンス」の本体やソフトウエア,「ニンテンドーゲームキューブ」のソフトウエアも軒並み,前回予想に対して上ぶれている。
【訂正】記事掲載当初,第1段落で「営業利益は170億円から210億円」としていましたが,正しくは「営業利益は1700億円から2100億円」でした。お詫びして訂正します。













