Samsung社のWiBro端末「SPH-M8100」
Samsung社のWiBro端末「SPH-M8100」
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キーボードにディスプレイを直結した格好の「SPH-P9000」
キーボードにディスプレイを直結した格好の「SPH-P9000」
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SPH-P9000を折りたたんだ姿
SPH-P9000を折りたたんだ姿
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KT社がサービスに用いている小型基地局
KT社がサービスに用いている小型基地局
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 韓国Samsung Electronics,Co.,Ltd.は,2007 International CESで,韓国でサービスが始まっている韓国版モバイルWiMAX「WiBro」の無線通信をデモンストレーションした。韓国KT社が利用している基地局を会場の同社のブースに持ち込んでの実演である。

 今回のデモでは2種類のWiBroの通信端末を用意した。一つは,小型のPDAタイプの「SPH-M8100」。第3世代携帯電話仕様「CDMA 2000 1xEV-DO」とのデュアル端末で,VoIP機能やRSS(really simple syndication)によりWWWサイトの更新情報を受ける機能を備える。

 もう一方は,折り畳み式のキーボードに小型ディスプレイを付けた「SPH-P9000」。仕様上でSPH-M8100と大きく異なるのは,Bluetoothに対応したこと。Bluetoothの通信機能を備えた小型の携帯電話型端末と合わせて使うと,端末をかばんの中に入れたまま,ヘッドセットを介して通話や電話の操作ができるという。