まずは電源ユニットを外すことにした。
最大380Wの消費電力を支えるにもかかわらず,電源ユニットの設置面積は手のひらに少し余る程度と小さい。メイン・ボードとは,太さが5mmはあろうかという極太のピンで接続されている。ユニットを裏返すと,そこには「DC OUTPUT +12V-32A,+5V-3A」の刻印が。中国製である。
次に,モジュールとしてまとめられているメモリ・カードのスロットや,無線LAN,Bluetoothといった無線系のLSIを実装したボードを外した。無線LANにはダイバーシティ・アンテナがつながっていた。