マクニカネットワークスは,米Solid Information Technology社と国内正規販売代理店契約を締結し,Solid社のインメモリRelational Database Management System(RDBMS)「solidDB」を発売した(発表資料,英語)。映像/音声データをIPネットワークに統合する次世代ネットワーク(NGN)に向ける。テレコム・サービス,金融サービス,小売業といった分野で拡販を図る考え。
solidDBは,キャリア・グレードの部品に求められる99.9999%の高可用性(年間ダウン・タイム32秒)とデータ同期機能を持ち,オン・ディスクのフル・トランザクション・データベース・エンジンを統合した唯一のインメモリという。システム障害からの復旧は,アプリケーションにより数msで可能としている。コンパクトにDBを組み込め,データ・アクセスのスケーラビリティも高いとする。
また,自己完結型管理フレームワークを実装することにより,管理コストをゼロに近づけることができるという。
両社は今後,共同で販促活動を行い,今後3年間で10億円の売上を目指す。