グラフィックス描画用APIの標準化を進める米Khronos Groupは,2006年8月29日に都内で記者発表会を行い,今後の規格策定ロードマップを明らかにした。まず,携帯電話機など組み込み機器向け3次元グラフィックス描画用API「OpenGL ES 2.0」を2006年第4四半期をメドに発行するという。OpenGL ESをグラフィックス描画用APIに利用しているソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のプレイステーション3(PS3)についても言及し,「SCEは現在,PS3の開発にOpenGL ES 1.1を使っているが,いずれ2.0に移行するだろう」(Khronos Group,PresidentのNeil Trevett氏)との見方を示した。
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