英Sony Ericsson Mobile Communications ABは,2006年第2四半期(2006年4月~6月)における携帯電話機の販売台数が1570万台だったと発表した。対前年同期比で33%増,対前期比では18%増となっている。売上高は同41%増の22億7200万ユーロ,当期純利益は同91%増の1億4300万ユーロである。

 平均販売価格は,低価格機種の出荷が増加したために前期に比べてわずかに減少しているという。研究開発費は2007年の製品ラインナップ拡充に向けて引き続き増加した。マーケティング費用も増加している。

 なお,同社は2006年の携帯電話機の世界市場規模について予測を上方修正しした。第1四半期の決算発表時に,従来は8億5800万台程度としていたのを9億台突破の予測へ修正したが,今回はさらに上乗せして9億5000万台超とした。「世界の携帯電話機市場は予想を上回るペースで成長している」という。

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