• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

HOMEスキルアップマネジメント > 中国SMIC,太陽電池ファウンドリー事業の最新状況を語る

中国SMIC,太陽電池ファウンドリー事業の最新状況を語る

  • 河合 基伸=日経エレクトロニクス
  • 2006/07/11 18:30
  • 1/1ページ

 中国Semiconductor Manufacturing International Corp.(SMIC)のPresident & CEOのRichard Chang氏は,日経エレクトロニクス主催の太陽電池セミナーで,太陽電池ファウンドリー事業の事業計画を語った。同社のFab10と呼ぶ工場で2006年第2四半期に年産2.5MW規模で太陽電池セルの量産を始めており,2007年には年産10~30MWに,2010年には年産50MWに引き上げる計画という。

 SMICは現在,半導体を作るのに適さない200mmウエハー(スクラップ・ウエハー)を半導体工場から集めて太陽電池を作成している。このウエハーの供給量が限られているために生産量が低くなっており,材料が手に入れば増産は可能とした。

 各社から集めたウエハーは,まず表面に付いた絶縁膜や金属などをサンド・ブラスタで削り取る。200mmウエハー1枚の処理時間は40秒という。さらに,丸いウエハーをレーザーで四角く加工する。その後,PECVDやシンターなどの各工程を経て太陽電池セルとする。セルの外形寸法は125mm×125mmと156mm×156mmの2種類。セル変換効率は徐々に高めており,最近は16%程度になったという。製造工程で用いる装置のほとんどが中国製で,装置価格は欧州製に比べて1/8と安い。太陽電池モジュールは手作業で組んでいる。

 このほかに,太陽電池用の多結晶Si材料の出荷を2009年ごろから始めることも明らかにした。年間1000トンの生産が可能ならば1kg当たり21米ドルで,3000トンであれば19米ドル程度になるとした。製造方法は2種類検討しており,現時点ではどちらで生産するかは未定である。

おすすめ

あなたにおすすめ