電子情報技術産業協会(JEITA)は,2006年5月の移動電話(携帯電話機,自動車電話機,PHS端末)の出荷台数が対前年同期比16.0%増の384万3000台だったと発表した。9カ月続けて前年実績を上回っている。

 第3世代サービス(3G)対応端末の出荷台数は対前年同期比53.6%増の318万台。4カ月連続で300万台を突破している。JEITAはこの需要増を通信事業者による夏モデル投入によるものとしている。一方,第2世代サービス(2G)対応端末は同51.3%減の56万2000台にとどまった。PHSは同11.8%増の10万1000台と引き続き堅調に推移している。


図●移動電話の出荷台数の推移(2005年4月~2006年4月)