米Intel Corp.は,携帯機器向けアプリケーション・プロセサを含む通信プロセサ関連事業を,米Marvell Technology Group,Ltd.に売却することを明らかにした。売却金額は6億米ドルで,負債を含む。Intel社の同事業に関しては,携帯電話機メーカーなどへの採用が思うように進んでいないことから,事業を撤退するという見方が以前から出ていた。Intel社はこれにより,サーバ機およびパソコン向けマイクロプロセサなど,コア領域の事業により注力する。一方Marvell社は,アプリケーション・プロセサを同社の製品ラインナップに組み込むことで,携帯機器向け事業を強化する狙いだ。
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