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【DMS展】竹菱電機,三菱電機のPLC「MELSEC」と富士通のDMUツール「VPS」を接続

2006/06/23 17:17
木崎 健太郎=日経ものづくり
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 竹菱電機は三菱電機製PLC(プログラマブル・コントローラ)「MELSEC」を,富士通製3次元デジタル・モックアップ・ツール「VPS」に接続し,PLCの動作を検証できるシステムを開発,まもなく販売を開始する。工場設備を実際に構築する前にPLC用プログラム(ラダープログラム)の動作検証が可能。PLC実機の代わりにラダープログラムのシミュレータと用いても,VPSの3次元表示画面で動作を確認し,デバッグ作業ができる。現在販売に向けて体制を整えているため,2006年6月21〜23日に開催された「設計・製造ソリューション展」では先行展示した。

 VPSは3次元モデルで機構の動作を検討するためのツール。IOConnectというモジュールがあり,3次元モデル上でモータやセンサといった電気的部品を定義した上で,その部品に対する入出力を扱える。例えば紙送り機構を備えた機械製品の3次元モデルに対し,制御用組み込みソフトからの入出力を与えることで3次元モデルを画面上で動かし,組み込みソフトが妥当かどうかを目で見ることができる。この仕組みを工場の生産設備とPLC用ソフトに応用した。

 竹菱電機はもともと,コンピュータとPLCを接続するためのOPCサーバ「Device Xplorer」を持っていた。コンピュータで動作するMES(Manufacturing Execution System),SCM(Supply Chain Management),ERP(Enterprise Resource Planning)といった管理システムとPLCとの間で情報のやり取りする際,その仲立ちとなってコンピュータ側にはOPCインタフェースによる通信機能を,PLC側にはPLCにあわせた通信機能を提供するもの。同社はVPS IOConnect用に付加機能「OPC Connector for VPS」を作り,OPCインタフェースでVPSとDevice Xplorerの間で通信ができるようにした。

 さらに,ラダープログラムのシミュレータとDevice Xplorerを組み合わせることで,開発中のラダープログラムでVPS内にある3次元の設備モデルを動かせる。

 価格はOPC Connector for VPSが約60万円,Device XPlorerが6万900円(MELSEC用),ラダープログラムのシミュレータ「GX Simulator 」が20万円。Device XplorerはMELSECだけでなく,オムロンの「SYSMAC」,横河電機の「FA-M3」,豊田工機の「TOYOPUC」,日立製作所の「HIDIC」,さらにPLC用プロトコルであるMODBUS準拠の機器に対応したバージョンもあり,原理的にはこれらのPLCもVPSと接続できることになる。

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