組み込み機器向けJavaプラットフォーム「JBlend」など,Java技術の印象が強いアプリックス。同社は,現在,携帯電話機向けのLinuxプラットフォームの構築に全社的に注力している。2006年4月には200人体制の「プラットフォーム開発センター」を設立し,携帯電話機やデジタル家電のプラットフォームとなるミドルウエア群,およびミドルウエア同士を容易に組み合わせられるようにするための技術的枠組み(フレームワーク)の構築に奔走中だ。 大手携帯電話機メーカーで携帯電話機の組み込みソフトウエア開発を統括,CE Linux Forumでの携帯電話機向け仕様策定の経験などもあるアプリックス 執行役員 兼 研究開発本部本部長代理の吉本 晃氏に,同社が目指すプラットフォームの意味と今後の動向を聞いた。(聞き手=進藤 智則)
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