【決算】Wiiは「2万5000円は超えない」,発売初年度に600万台へ
任天堂は,2006年10月〜12月に発売を予定している据置型ゲーム機「Wii」について,「国内市場で2万5000円は超えない,米国市場で250米ドルは超えない」価格設定とすることを明らかにした。同社の2005年度決算(2005年4月〜2006年3月)の説明会において代表取締役専務の森仁洋氏が発表したもの。販売台数は日欧米で2007年3月までに600万台を見込んでいる。
同社の2005年度決算は,売上高が対前年度比1.2%減の5092億4900万円,営業利益が同19.0%減の903億4900万円と減収減益だった。「ゲームボーイアドバンス」や「ニンテンドーゲームキューブ」といった発売から年月を経た機種の対応ソフトウエアの売り上げが落ち,利益率が下がった。また,前年度に対して研究開発費が約100億円膨らんだことも減益の要因となった。開発費は主に「ニンテンドーDS」とWiiに振り向けたとしている。
ニンテンドーDSは年間販売台数が1146万台(うち,上位機種の「ニンテンドーDS Lite」が58万台)と,一時は供給が追いつかなくなるほど好調に推移した。2006年度(2006年4月〜2007年3月)は1600万台の売り上げを見込む。
2006年度の業績予想は,売上高6000億円(対前年度比16.4%増),経常利益1100億円(同31.6%減),当期純利益650億円(同33.9%減)とした。Wiiの発売やニンテンドーDSの売り上げ拡大で増収を見込むが,2005年度に450億円の為替差益が発生したのに対して2006年度は270億円の為替差損が生じる見通しであることから,経常利益や純利益は減少する。営業利益ベースでは増益になる見込みという。
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