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 KDDIと沖縄セルラーは,2006年6月上旬から順次発売する携帯電話機7機種を発表した(ニュース・リリース)。「W33SAII」と「A5521K」を除く5機種は,同社の音楽配信サービス「LISMO」に対応した音楽のダウンロード・再生機能を備えている。

 「ウォークマン ケータイ」と銘打つ「W42S」は,音楽再生時間が最長30時間と長い。KDDIの従来機種は最長8時間だった。音楽再生に用いるボタン類「ミュージックシャトル」を備えることや,携帯電話機本体に音孔を4カ所設けたことも特徴である。音楽データを格納する内蔵メモリの容量は,今回発表の「W44T」と同様に1Gバイトである。

 「W42CA」は,高速データ通信サービス「CDMA 1x WIN」に対応しつつ耐水性や耐衝撃性を高めた。耐水・耐衝撃性は,以前のJIS保護等級7に当たる「IPX7」に相当するという。いわゆる「フル・ブラウザ」も,今回発表したW33SAIIと同じく備えている。ここでいうフル・ブラウザとは,パソコン向けに作成したWWWページを携帯電話機の小さな画面で閲覧しやすいように変換するソフトウエアである。今回からクッキーを保存できるようになった。

 このほか発表した機種には,Bluetoothに対応したワイヤレス・イヤホンを同梱したW44Tや,地上デジタル放送と地上アナログ放送を視聴できるW33SAII,地上アナログ放送を見ることができる「W42K」,ICカード機能「EZ Felica」を備える「W42H」,本体が18mmと薄いA5521Kがある。