日立産機システム,トップランナーモールド変圧器「Superトップランナーモールド」シリーズを発売
日立産機システム(本社東京)は,鉄心にケイ素鋼鈑を採用してトップランナー方式の基準値を達成したモールド変圧器「HIMOLD T」シリーズをモデルチェンジした新型モールド変圧器「Superトップランナーモールド」シリーズを2006年5月に発売する。電圧は6kV以下,容量は10〜500kVA(単相),20〜2000kVA(3相)。
省エネ市場ニーズに対応するため,目標年度から約1年前倒しして発売した。低粘度注型エポキシ樹脂を採用,高占積率巻線技術を開発し,コイル形状を改良した。これによってモールド樹脂の使用量削減とコイルの小型化を図り,鉄心を最適設計することにより,省エネルギ効果と同時に小型化を実現した。現行の標準モールド変圧器に対し,床面積比で5〜10%低減,,質量比で5〜10%低減した。
変圧器の製造事業者は目標年度(油入変圧器が2006年度,モールド変圧器が2007年度)までに定められた基準値(2000年度に対して効率を約30.3%改善)を達成した製品を販売することを義務付けられている。また,この目標基準値を達成した変圧器(トップランナー変圧器)はグリーン購入法の特定調達品目に指定される。高圧受配電用変圧器は2003年4月に「エネルギー使用の合理化に関する法律」(省エネ法)により,トップランナー方式の「特定機器」に指定された。
2005年4月にはモールド変圧器の新JIS規格(JIS C 4306-2005)が制定され,トップランナー変圧器の普及拡大が進んできた。さらに,目標年度以降にはトップランナー変圧器が標準変圧器と位置付けられ,省エネ特性以外の筐体寸法や質量,デリバリーなどについても有利になる。
















