米Apple Computer,Inc.とソフトバンクが,「iPod」の機能を備えた携帯電話機の開発で提携したとの内容を,日本経済新聞が2006年5月13日の朝刊で報じた。記事によれば,Apple社の音楽配信サービス「iTunes Music Store(iTMS)」を利用できる携帯電話機を両者で開発するとし,早ければ2006年中にも発売されるという。
 
 この報道に関して米Apple Computer Inc.の広報部は,これまでのところ明確な回答を示していない。なお同社日本法人広報部は,「提携に関する内容は,まったく聞いていない」と話している。

「憶測記事」とソフトバンク

 ソフトバンクも2006年5月15日,この報道に対する公式コメントを発表した。「報道機関による憶測記事であり,報道された内容はソフトバンクとして機関決定したものではない」としている。