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 東海旅客鉄道(JR東海)は,2007年に導入する新幹線の新車両「N700系」で,インターネット接続環境を提供する方針であることを明らかにした(関連記事)。当面は東海道区間で高速走行中も利用可能にする,としている。ただし,接続速度や接続方法,利用料金については明らかにしていない(関連記事)。

 新車両では,ノート・パソコンなどが接続できるように,電源コンセントの数も大幅に増やす。普通車には窓側など553席,グリーン車には全座席(200個)に設置するという。

 航空機では2005年ころから,多くの航空会社がインターネット接続環境を導入し始めた。2年以上の遅れとなるが,ようやく新幹線でも接続環境が整いそうだ。