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ソニー・コンピュータエンタテインメントは,プレイステーション2用のソフトウエア開発ツール「DTL-T10000」の出荷を始めた。

 ソニー・コンピュータ・エンタテインメントは,プレイステーション2のソフトウエア開発ツール「DTL-T10000」の出荷を始めた。開発用ソフトウエアとハードウエアで構成する。この開発ツールさえあれば,ワークステーションやパソコンを必要とせずに,プログラムの実行やデバグを行なえる。

 CPUは,プレイステーション2と同じEmotion Engine。もちろん,グラフィックス描画用のLSI「Graphics Syntehsizer」も次世代プレイステーションと同じである。ただし,主記憶用容量はプレイステーション2の32Mバイトを上回る128Mバイト。メモリはDirect Rambus仕様DRAMである。通信処理に,233MHz動作のMMX命令付きPentiumプロセサを用いている。USB端子2個,IEEE1394端子1個,PCカード・インタフェース,100BASE-TX/10BASE-TのEthernet端子などを備える。このハードウエアの寸法は231mm×407mm×422mm。価格は200万円。