【GFPC】「若年夫婦に売れる」,薄型テレビ市場が急拡大する中国の政府代表
「2005年は薄型テレビの元年だった」――。中国において急拡大している薄型テレビ市場の概況を,2006年2月28日〜3月3日に沖縄県で開催している「Global FPD Partners Conference(GFPC 2006)」で,中国政府の代表として登壇したBai Wei Min氏(信息産業部 電子信息産品管理司広播電視処 処長)が明らかにした。同氏によれば,中国における2005年の薄型テレビの出荷台数は約200万台で,CRTを含めたテレビ全体の出荷台数に占める割合が7%〜9%に達したという。2004年は1.3%だったとしており,2005年は大幅な伸びを示したことになる。
出荷台数200万台のうち,約130万台が液晶テレビで,約70万台がPDPテレビという内訳である。両者を合わせた出荷金額は約180億元で,金額ベースではCRTを含めたテレビ全体の23%に当たるという。
さらにMin氏は,中国における今後の薄型テレビ市場の予測を示した。2005年に約200万台だった出荷台数は,2006年に500万台,2007年に800万台と拡大し,2008年には2005年の5倍に当たる1000万台になるとした。CRTを含めたテレビの総需要が現状と変わらないと仮定すれば,2008年にはテレビ全体の約45%を薄型テレビが占める計算になる。
「一人っ子政策が要因」
Min氏によると,中国において薄型テレビを購入する大きな層の1つが,若年(新婚)の夫婦という。「一人っ子政策により,結婚する時点でその夫婦は4人の親にしっかり支えてもらえる状況になっている。金銭的にも恵まれている場合が多い」(同社)。そのため,テレビ・メーカーにとっても,こうした若年層の夫婦が販売のターゲットになっているとした。












