DS地上波デジタル放送受信カード(仮称)
DS地上波デジタル放送受信カード(仮称)
[画像のクリックで拡大表示]
本体から受信カードの一部がはみ出す
本体から受信カードの一部がはみ出す
[画像のクリックで拡大表示]

 任天堂は,2006年2月15日に関係者向けの発表会「ニンテンドーDS カンファレンス!2006.春」を都内で開催した。同社 社長の岩田聡氏が壇上に立ち,ニンテンドーDSが600万台の実売を史上最速で達成したことを発表するとともに,今後の展開を語った。

 最も注目を集めたのは,2006年4月にサービスを開始する携帯機器向け地上デジタル放送「ワンセグ」に対応する「DS地上波デジタル放送受信カード(仮称)」の発売である。今回のデモンストレーションでは,本体手前にあるゲームボーイアドバンスのスロットに受信カードを装着していたが,発売時には本体の背後にあるDS用カードのスロットに挿入する形とする予定だ。DSカード・スロットから受信カードの一部とロッド・アンテナが飛び出すことになるという。

 さらに,WWWブラウザ・ソフトウエア「ニンテンドーDSブラウザー」を2006年6月に3800円で発売することも明らかにした。ノルウェーOpera Software社と共同開発したもので,Operaをベースに漢字の手書き入力を可能にしたり,ジャストシステムのATOKを搭載するなどの改良を加えた。