Sun社,UltraSPARCの仕様をオープンソースで提供開始
米Sun Microsystems Inc.は,米国サンフランシスコ市で開催中のオープンソース関連のイベント「Open Source Business Conference」で,同社のマイクロプロセサ「UltraSPARC T1」に採用したアーキテクチャ「UltraSPARC Processor Architecture 2005」の仕様のオープンソース形式による提供を始めたことを発表した(発表資料その1)。同社は,1つのマイクロプロセサ上で複数のOSを動作させる「HyperVisor」機能のAPI(application programming interface)も公開した。今回公開に踏み切った知的財産は,「GPL」(GNU General Public License)に基づいて提供する。UltraSPARC T1で動作するLinuxやBSDなどのOSやアプリケーション・ソフトウエアなどオープンソース・コミュニティでの開発を促進するのが目的。
今回の発表は,Sun社が2005年12月に明らかにしたUltraSPARC T1の知的財産をオープンソース化にするプロジェクト「OpenSPARC Project」の一環である(発表資料その2)。同社は,2006年3月末までにUltraSPARC T1のregister transfer logic(RTL)や同マイクロプロセサ上で動作する「Solaris」などの知的財産の提供もGPLに基づいて始める予定である。「例えば中国の半導体メーカーは,自社工場で製造するチップに利用できる知的財産を探している。こうした企業との連携も検討している」(米Sun Microsystems Inc. CEO president兼chief operating officerのJonathan Schwartz氏)。Sun社が公開したUltraSPARC T1関連の知的財産は専用サイトからダウンロード可能である。












