Tech-On!は無料登録制の技術情報サイトです。ぜひ会員登録してこの記事の全文をお読みください。 Tech-On!無料登録の説明ページ初めてご利用の方:無料会員登録へ登録に関するご質問登録に関するご質問学生の方:無料会員登録へ ログイン・ページに進むIDやパスワードをお忘れの方は…Cookieが使えない状態になっていませんか?
お薦めトピック
- AD -

【ISSCC】米IBM Research,60GHz帯のミリ波通信向けチップセットを開発

2006/02/07 06:35
蓬田 宏樹=シリコンバレー支局
はてなブックマーク
Facebookでシェアする
Twitterでつぶやく
印刷用ページ
左が送信用ICで右側がダイポール型アンテナ
左が送信用ICで右側がダイポール型アンテナ
[クリックすると拡大した画像が開きます]
送信ICと受信IC,そしてアンテナを樹脂で1モジュールに
送信ICと受信IC,そしてアンテナを樹脂で1モジュールに
[クリックすると拡大した画像が開きます]
モジュールの内部構成
モジュールの内部構成
[クリックすると拡大した画像が開きます]

 米IBM Researchは,60GHz帯の無線通信に向けたチップセットを開発した(発表資料)。

 60GHz帯で利用可能な広い帯域幅を活用することで,最大で2Gビット/秒のデータ伝送速度を確保できるという。送信ICと受信ICの2チップ構成で,ともに130nmルールのSiGeバイポーラCMOS技術を使って製造する。2006年2月6日から米国サンフランシスコで開催中の「ISSCC 2006」で技術内容を発表する予定(講演番号 10.3)。同社Thomas J. Watson Research Centerの米Yorktown Heightsの拠点で開発した。

 IBM社は既にISSCCなどの学会において,60GHz帯の無線通信に向けた回路技術を発表してきた(Tech-On!の関連記事)。しかし今回の発表資料には,「低コストで製造できる」,「無線版GビットEthernetやドッキング・ステーション,ワイヤレス・ディスプレイなどの用途に向く」など,応用を強く意識した文面が並んでおり,単なる試作にとどまらず製品化を目指す姿勢を明確にしている。今回の発表に併せて公開した写真では,試作チップとアンテナを実装したモジュールまで見せた。ただし発表資料では,発売時期などについては触れていない。

 講演概要によれば,消費電流は受信用ICが195mA(電源電圧は+2.7V)で送信用ICが190mA(同+2.7V)および72mA(同+4.0V)。チップ寸法は受信用ICが3.4mm×1.7mm,送信用ICが4.0mm×1.6mm。ISSCCでの講演の名称は「A 60GHz Receiver and Transmitter Chipset for Broadband Communications in Silicon」。この講演は米国時間の2月7日に予定されている。

Tech-On!プレミアム

膨大な記事データベースから、必要な記事を検索し、毎月30ページまで閲覧できる有料オンラインサービスです。(詳細はこちら

イプロスの製品トピックス
English
中文