[画像のクリックで拡大表示]
[画像のクリックで拡大表示]

 韓国Samsung Techwin Co., Ltd.は,同社として初のデジタル一眼レフ・カメラ「GX-1S」を2006年1月末に発売する(韓国語のニュース・リリースinfoseekの翻訳サービスによる和訳)。同社は2005年10月にペンタックスとデジタル一眼レフ機の共同開発に関して提携し,2006年春にペンタックス製品を基に第1弾の製品を発売するとしていた(関連記事)。今回の製品は,この第1弾に当たる。

 ベースになった機種は,液晶パネルの画面寸法や本体の大きさ,重さ,ペンタプリズムの構成などから「*ist DS2」とみられる(GX-1Sの仕様表同和訳*ist DS2の仕様表)。ただしGX-1Sは,ペンタックスの交換レンズ接続規格「Kマウント」に加えて,「Schneider」ブランドの「D-XENON」という交換レンズが使えるとしている。この交換レンズの焦点距離は18mm~55mm。F値は3.5~5.6である。

 Samsung Techwin社は,2007年に世界3大デジタル・カメラ・メーカーの1つになることを目標に掲げている。韓国国内では,2005年に,デジタル・カメラでトップ・シェアを獲得したという。同社は,デジタル・カメラのほかに光学部品や,航空機用エンジンなどを手掛けている。