米UCLA(University of California Los Angeles)と米WiLinx Corp.は,ソフトウエア無線機に向けたCMOS製の受信用ICを開発,ISSCC2006で発表する(講演番号 26.5)。受信できる周波数を800MHz~5GHzの中で可変とした。90nmのCMOS技術を使い,消費電流を11.4mA(2.5Vの時)~28mA(1Vの時)と低く抑えていることから,携帯機器への適用を視野に開発したチップとみられる。異なる周波数帯を使う通信サービスを,1台の端末で受信するソフトウエア無線機に向けたものだ。
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