米Microsoft Corp.とCable Television Laboratories Inc.(CableLab)は,「2006年秋には,ケーブルテレビによるデジタルHDTV放送の受信が可能になるWindows XP Media Center Edition搭載パソコンを商品化できるようにする」ことで合意したと発表した(発表資料)。

 米国のケーブルテレビを使ったデジタルHDTV放送を受信できるようにするため,Windows XP Media Center Edition搭載パソコンは「CableCARD」モジュールをサポートすることになる。パソコンで受信したコンテンツは,著作権を保護する形で,例えば「Xbox 360」に転送できる。現在は,「OpenCable」商品で利用できるDRM技術としてWindows Media DRMを承認するため最終的な作業を,CableLabとMicrosoft社の間で進めている。