米Google Inc.は同社のビデオ・コンテンツ配信サービス「Google Video」(Tech-On!関連記事その1その2)の一環として,テレビ業界関連の教育活動などを行う団体米Academy of Television Arts & Sciences Foundationが保有する米テレビ業界の有名人のインタビュー・ビデオを配信する(発表資料その1)。全部で284本のインタビューがあり,全体で240時間のコンテンツとなる。このうち,まず75本の配信が開始した。なお,この配信サービスの利用は無料である。

 2005年9月にGoogle社は米Viacom Inc.傘下のUPN放送ネットワークの新しい番組「Everybody Hates Chris」の見本版を4日間の制限を設けてGoogle Video上で配信することも発表していた(発表資料その2)。こうした動きは,Google社が米国テレビ番組を同社のWebサイト上で配信することの準備の1つと見られている。