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【FPF】富士通,デュアル・コア構成を採る次世代SPARCチップの詳細を発表

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2005/10/26 09:08
枝 洋樹=日経エレクトロニクス
6Mバイトの2次キャッシュを搭載する
6Mバイトの2次キャッシュを搭載する
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富士通は,2005年10月25日から米国サンノゼで開かれている「Fall Processor Forum」で,2006年に投入を予定しているSPARCアーキテクチャに基づく次世代マイクロプロセサ「SPARC64 VI」の詳細を明らかにした。2個のCPUコアと6Mバイトの2次キャッシュなどを集積したデュアル・コア構成を採る。最大動作周波数は2.4GHzである。90nmルールで設計する。トランジスタは5億4000万個。チップ寸法は20.38mm×20.67mmと大きい。消費電力は120Wに達する。

 1つのCPUコアで最大2個のスレッドを並列処理するマルチスレッド機能を実装した。2個のコアで処理するスレッドの数が2本を超えると自動的にマルチスレッド機能を起動する。同じCPUコアにおけるスレッドの切り替えは,2次キャッシュにヒットしなかったときや,割り込みが発生したときに行なう。このほかタイマやマルチスレッド処理を制御する命令によっても,切り替えられる。

 SPARC V9アーキテクチャでは156エントリの汎用レジスタを定義している。スレッドを切り替える際に,すべてのエントリを1サイクルで退避することが難しいため,「Current Window Register」と呼ぶ現在アクセス中のデータをコピーしておく48エントリのレジスタを用意しこれを利用することで,コンテクスト・スイッチのオーバヘッドを回避した。2本のスレッドを並列処理する機能を組み込んだことにより最大20%性能が向上した。CPUコアのゲート規模増大は2%以下という。

■Fall Processor Forum 2005の特設ページはこちら