発売日と価格を発表
発売日と価格を発表
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日本での戦略について語るマイクロソフト 執行役 Xbox事業本部長の丸山嘉浩氏
日本での戦略について語るマイクロソフト 執行役 Xbox事業本部長の丸山嘉浩氏
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パッケージ内容。「Xbox 360 発売記念パック」にはヘッドセットも同梱する
パッケージ内容。「Xbox 360 発売記念パック」にはヘッドセットも同梱する
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2006年1月末までに発売するタイトルの一覧。13タイトルを公表
2006年1月末までに発売するタイトルの一覧。13タイトルを公表
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東京ゲームショウで試遊できる14タイトル
東京ゲームショウで試遊できる14タイトル
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 マイクロソフトは同社の次世代ゲーム機「Xbox 360」の発売日と価格を発表した。発売日は2005年12月10日,価格は税抜きで3万7900円(税込み3万9795円)である。20Gバイトのハード・ディスク装置(HDD)を搭載したモデルで,コントローラやリモコン,Ethernetケーブル,AVケーブルなどを同梱する。初回生産限定の「Xbox 360 発売記念パック」にはヘッドセットも同梱する。

 同社は既に北米と欧州での発売日,発売価格を発表している。北米の発売日が11月22日,欧州が12月2日。欧米ではHDD搭載/非搭載のモデルがあり,搭載モデルの北米での価格は399.99米ドル,非搭載モデルは299.99米ドルである。日本ではブロードバンドの普及率が高く,HDDを利用するオンライン・ゲームを楽しむユーザーが増えると考えて,今回は非搭載モデルを用意しなかったという。ただし将来はHDD非搭載モデルを用意する可能性もあるという。

東京ゲームショウで14タイトルを試遊可能

 Xbox 360のゲーム・ソフトは発売と同時に7タイトルを用意する予定。2006年1月末までには合計で約20タイトルをそろえる予定である。Xbox 360と同時に発売するゲーム・タイトル(発売元)は以下の通り。

・リッジレーサー 6(ナムコ)
・フレームシティ(ナムコ)
・DEAD OR ALIVE 4(テクモ)
・トム・クランシーシリーズ ゴーストリコン アドバンスウォーファイター(ユービーアイソフト)
・エム~エンチャント・アーム~(フロムソフトウェア)
・テトリス ザ・グランドマスターエース(キャビア)
・エブリパーティ(マイクロソフト)

 上記を含め,現在100以上のタイトルが開発中という。2005年9月16日~18日まで千葉県幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2005」では,14タイトルを試遊できるようにする。

Xboxの轍は踏まない

 マイクロソフトは日本市場を「世界戦略のカギを握る重要な市場」(同社 執行役 Xbox事業本部長の丸山嘉浩氏)と位置づけており,都内で開いた発表会にはXbox事業のトップである米Microsoft Corp. Home & Entertainment Division Senior Vice PresidentのRobbie Bach氏も姿を見せた。Xboxが日本市場で伸びなかったとの記者の指摘に対しては「我々はXboxの実績には満足してない。初代機は準備期間が2年以内と短く,タイトルも十分でなかった。今回は準備に3年以上を費やしており,日本での有名タイトルも数多くそろえた。失敗したときのことは考えていない」(丸山氏)と初代のXboxとは異なることを強調した。