【IFA】東芝が欧州でSEDを初披露
東芝は,キヤノンと共同開発を進めるパネルSEDを「IFA2005」の会場で披露した。欧州で公開するのはこれが初めてという。
実演の内容は,37インチ型の液晶テレビやPDPテレビと,36インチ型のSEDテレビを並べ,「動画視認性」「色再現性」「コントラスト」「消費電力」を比較するというもの。自動車やテロップ,花束,口紅,女性モデル,夜景などを次々と映し出し,液晶やPDPとの違いを解説した。消費電力については,液晶テレビが200W弱,PDPテレビが220〜240Wに対して,100W程度と小さいことを示した。液晶テレビやPDPテレビは既存製品で,SEDテレビについては液晶テレビ向けのものをベースにした回路をSEDパネルに組み合わせた。
実演後は,来場者から価格や発売時期,製品寿命に対する質問が寄せられた。価格については「販売価格とコストは別」とした上で「パネルだけでは,液晶やPDPと同等を目指している」,発売時期は「2006年前半」,寿命については「CRTテレビと同等を目指しており,現在データを収集中だとした」。いずれも,従来から示してきた特性や方針と変わりないとする。
会場の実演とは別に開催した報道関係者向けの説明会では,現在の生産状況に関する質問があった。これに対しては「当初の予定通り2005年8月から,テレビ受像機の開発部門向けに50インチ型クラスのパネルの量産を始めた」とした。













