ロームは携帯電話機に向けた高速シリアル・インタフェース「MSDL(Mobile Shrink Data Link)」に対応した液晶ドライバIC「BU66R01CH」を開発した。MSDLは同社が独自に規格した差動・小振幅信号を利用するデータ伝送方式。MDSLに対応した液晶ドライバICは今回の開発品が初めて。従来は,マイクロプロセサや液晶ドライバIC,カメラ・モジュールからのパラレル信号をシリアル信号に変換するためのブリッジICを提供していた。今回,このブリッジICを液晶ドライバICに組み込んだことで,実装面積の削減を図った。
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