東芝は,容量が30GバイトとなるHD DVD-Rの2層媒体「HD DVD-R DL」を試作し,実際に記録再生を行った結果を「ISOM/ODS’05」で発表した。2005年5月の記者会見では再生信号のみを見せていたが,その詳細を明らかにしたものである。記録膜に使う有機色素を新規に開発したほか,従来のDVD-R DLの製造法より低コストな製造法を確立したという。
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