次世代ゲーム機の期待度ナンバーワンはプレステ3———。調査会社のインフォプラントが2005年7月11日,こんなアンケート結果を発表した。アンケートでは,ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI),任天堂,米Microsoft Corp.の次世代ゲーム機について,家庭用ゲーム機を所有している10~59歳のユーザー1000人に期待する機種などを質問した。「もっとも期待している次世代ゲーム機は?」との設問には,6割がSCEIの「プレイステーション3」と答え,任天堂の「Revolution(開発コード名)」は8%,Microsoft社の「Xbox 360」は2%にとどまった(Tech-On!関連記事1同2同3)。

 プレイステーション3に期待する理由には「プレイステーション2の後継機だから」「ソニーだから」という回答が目立つ。「ソフトが多そう(学生・10代)」「画質がリアル(会社員・20代)」「スペック的に最高性能。Blu-ray Discにも期待(会社員・30代)」「技術力が高い(会社員・40代)」などの理由も聞かれた。プレイステーション3の発売予定は2006年春。価格は未定だが,「いくらなら購入するか?」との問いでは,2万5000円~3万円未満が2割強,1万5000円~2万円未満,2万円~2万5000円未満が各2割弱だった。

 「次世代ゲーム機でプレーしたいゲームジャンル」(複数回答形式)のトップ3は,RPG(7割強),シミュレーション(5割強),アクション(5割弱)。「プレーしたいタイトル」(複数回答形式)は,人気シリーズ(ドラゴンクエストやスーパーマリオなど)が8割,完全新作がほぼ6割,過去の作品のリメイクが3割半ばの順となっている。