プレステ3向けLSIの応用第1号,NVIDIA社がGeForceシリーズ最新チップを発売
米NVIDIA Corp.は,同社のパソコン向けグラフィックスLSIシリーズ「GeForce」の最新版となる「NVIDIA GeForce 7800 GTX」を発売した。従来の「NVIDIA GeForce 6800 Ultra」と比べ,シェーディング能力を2倍にしたという。
同社はRSXの技術をパソコン向けに応用する考えを表明しており(Tech-On!関連記事1),今回のLSIはその第1号である。実際に同LSIは,プレイステーション 3向けにNVIDIA社が開発した「RSX」と性能面で類似した性能を持つ(Tech-On!関連記事2)。シェーディング処理をはじめとする演算性能を旧世代の2倍とうたっていること,ピクセル精度を128ビット浮動小数点として画像のダイナミック・レンジを高めたこと,トランジスタ数が3億個以上であること,2系統のDVI出力が可能,といった具合だ。
ただし,RSXと今回のLSIとは異なる点もある。例えばRSXがCellとの接続のために搭載していたFlexIOバス・インタフェースは,パソコン向けLSIには搭載する必要がない。NVIDIA GeForce 7800 GTXが搭載するのはPCI Expressインタフェースである。逆に,1パソコン当たりのグラフィックスLSIの個数を拡張するのに使うSLI(scalable link interface)はRSXには不要である。
業界標準のAPI「OpenGL 2.0」をサポートする。MPEG-2やWMV方式で圧縮したHDTV映像を再生できる復号化回路を持つ。消費電力はGeForce 6800 Ultraと比べ50%削減したという。
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