オランダRoyal Philips Electronics社は,携帯電話機に向けたBAW(Bulk Acoustic Wave)フィルタを開発,2005年第4四半期から量産出荷することを明らかにした。BAWフィルタは,携帯電話機のRF回路におけるフィルタ部品への利用に向けて開発が進められている技術で,Si基板上に形成した圧電薄膜(AlNなど)の縦方向の共振振動を利用する点に特徴がある。通常のデュプレクサではセラミック基板などを使うのに対し,Si基板を使うことから,RFトランシーバICなどほかの半導体とのシステム・イン・パッケージ化を実現しやすい技術として半導体メーカーを中心に注目が高まっている。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
-
会員の方はこちら
ログイン -
登録するとマイページが使えます
今すぐ会員登録(無料)
日経クロステック登録会員になると…
・新着が分かるメールマガジンが届く
・キーワード登録、連載フォローが便利
さらに、有料会員に申し込むとすべての記事が読み放題に!
春割キャンペーン実施中!
>>詳しくは
日経クロステックからのお薦め
日経BP 総合研究所がお話を承ります。ESG/SDGs対応から調査、情報開示まで、お気軽にお問い合わせください。
ブランド強化、認知度向上、エンゲージメント強化、社内啓蒙、新規事業創出…。各種の戦略・施策立案をご支援します。詳細は下のリンクから。
「デジタル&ソリューション」をキーワードに、多様な事業を展開しています。
日経BPは、デジタル部門や編集職、営業職・販売職でキャリア採用を実施しています。デジタル部門では、データ活用、Webシステムの開発・運用、決済システムのエンジニアを募集中。詳細は下のリンクからご覧下さい。