LG社のNTTドコモ向け端末,来春発売に向けついに始動(写真はLG社がイタリアの通信事業者Wind社向けに卸している「iモード」対応端末)
LG社のNTTドコモ向け端末,来春発売に向けついに始動(写真はLG社がイタリアの通信事業者Wind社向けに卸している「iモード」対応端末)
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 NTTドコモと韓国LG Electronics Inc.は,FOMA端末を共同開発することで基本合意した(発表資料)。共同開発するFOMA端末の主な特徴は,W-CDMA方式とGSM/GPRS方式のデュアル端末であること,iモードに対応すること,テレビ電話機能を備えること。現段階では,これ以上のことは決まっていないという。今後,両社は,2006年春の販売開始に向けて,開発を進めていく。

 LG社との共同開発を決めた理由をドコモは,「W-CDMAの世界市場でLG社やMotorola社が販売シェアを拡大していることが背景になっている。当社としては,FOMA端末の製品系列の充実に向けて,国内外問わず協力を検討する方針」と説明する。ドコモは,Motorola社とは既にFOMA端末を共同で開発している(Tech-On!関連記事)