東芝は,世界最高の耐熱性を持つ高温ペルチェモジュール「bluetopaz(ブルートパーズ)」を開発した。2005年8月に国内向けにサンプル出荷を始める予定。冷温庫などで使用している一般のものが250℃以上では使用できないのに対して,bluetopazは800℃でも温度を調節できる。電流の方向を変えれば,冷却だけでなく加熱もできるため,精密な温度調節が可能だ。使用できる温度範囲が広がったことで,半導体製造装置や熱分析装置といった高温での温度調節や急速冷却分野への応用が可能になった。
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