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台湾でも同時に記者会見を開いた
台湾でも同時に記者会見を開いた
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 台湾TECO Electric & Machinery Co., Ltd.の日本法人である三協は,シャープが特許侵害だとして報道発表したことが虚偽の事実告知に当たるとして以下3点をシャープに要求する訴訟を本日提起した。シャープに要求したのは,(1)虚偽の事実告知の差し止め,(2)2億円の損害賠償,(3)謝罪広告の掲載である。2億円の内訳は信用毀損が1億円,逸失利益が8000万円など。

 シャープは,2004年6月に,台湾AU Optronics Corp.製液晶パネルを使ったTECO社製20インチ型液晶テレビの販売・輸入停止を求めた仮処分を東京地裁に申請した(関連記事)。さらに,2005年3月には仮処分申請から本訴に切り替えていた(関連記事)。詳細は追って続報する。

【続報】TECO社が「シャープの真意が掴めない」と指摘する経緯