日立ディスプレイズは,従来の低温多結晶Si(p-Si)TFTに比べて電子移動度を2~3倍に高められる結晶成長技術を導入したIPS(in-plane switching)液晶パネルを,茂原工場の「V3」ラインで試作した。「SELAX(Selectively Enlarging Laser X’tallization)」と呼ぶ結晶成長技術を使った,2.4型(対角6cm)VGAの液晶パネルである。
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