お薦めトピック
- AD -

三洋電機が再び業績予想を下方修正,純損失1210億円に

2005/03/23 17:15
赤坂 麻実=Tech-On!
Facebookでシェアする
Twitterでつぶやく
印刷用ページ
 三洋電機は,2005年3月期の業績予想を再び,下方修正した。2004年10月23日に発生した新潟県中越地震で同社グループは,半導体の主力工場である新潟三洋電子が約2カ月の操業停止を余儀なくされるなど,重大な被害を受けた(関連記事1同2同3同4)。これを受けて同社は2004年12月21日,業績予想の下方修正を発表したが(同5),今回はこれをさらに引き下げることになった。

 前回予想で2兆5290億円としていた連結売上高は2兆4950億円(対前年度比0.5%減)へ,600億円としていた営業利益は430億円(同55.0%減)へ引き下げた。470億円を計上する見込みだった税引前損失は640億円へ,710億円としていた当期純損失は1210億円へ下方修正している。震災被害の影響をカバーしたいところへ,デジタル家電の市況が悪化するなど厳しい局面が続き,単独決算,連結決算ともに前回予想を下回る見通しとなった。期末配当は見送るという。

 同社は同時に,2005年3月末で復旧が完了する新潟三洋電子を含む半導体事業全般の体制立て直しを図ると発表した。まずは,半導体前工程拠点を整理・統合する。具体的には,2005年8月1日をメドに,新潟三洋電子を存続会社,岐阜三洋電子を解散会社とする吸収合併を行うとともに,三洋電機の半導体前工程部門(群馬三洋電機)を新潟三洋電子へ営業譲渡する。後工程拠点についても今後,再編成を進めていくとしている。

Tech-On!プレミアム

Tech-On!プレミアム会員なら、左の雑誌記事が毎月30ページまでダウンロードできる!(詳細はこちら

イプロスの製品トピックス
English
中文