液晶テレビの出荷内訳(n=25万6000台)

PDPテレビの出荷内訳(n=2万台)
 電子情報技術産業協会(JEITA)の報告によると,2005年2月の民生用電子機器の出荷金額は対前年同期比7.7%増の1689億円で,15カ月続けて前年実績を上回った。映像機器が対前年同期比11.9%増の992億円,車載機器が同10.8%増の564億円と好調に推移している。一方で,音声機器は同23.0%減の133億円と厳しい状況が続く。

 映像機器の成長を支えるのは,「新・三種の神器」のうちの2つ,薄型テレビとハード・ディスク装置(HDD)内蔵型DVDレコーダである。液晶テレビは特に10インチ型以上の16:9タイプで対前年同期比183.0%増の11万9000台と大幅な伸びを示している。HDD内蔵型DVDレコーダは同83.1%増の19万8000台とこちらも好調を維持した。

 車載機器で伸び率が大きいのは,HDDカーナビと車載DVDプレーヤである。HDDカーナビは対前年同期比41.7%増の8万1000台,車載DVDプレーヤは同49.4%増の1万7000台を出荷している。