携帯電話機向けゲームのプレイ経験(n=6733)
携帯電話機向けゲームのプレイ時間(n=1041)
 携帯電話機向けゲームを今まで一度もプレイしたことのない人は6割に上る———。コンピュータエンタテインメント協会(CESA)は,ネットワーク・ゲームと携帯電話機向けゲームについて,13歳以上の男女を対象に,インターネットを使ったアンケート調査を実施した。これによると,携帯電話機向けゲームを現在プレイしている人は全回答者6733人のうち15.5%,過去にプレイしたことはあるが現在はしていない人は24.3%で,これらの合計を大きく上回る60.3%の人が,一度もプレイしたことがないと回答している。職業別にみると,プレイしている人の割合は学生が最も高かった。37.8%が現在プレイしていると答えており,一度でもプレイしたことのある人と合わせると7割近くに上る。

 携帯電話機向けゲームの現役ユーザー1041人へのアンケートでは,プレイ頻度は「週に2~3日」が最も多く31.0%,プレイ時間は「週に30分未満」が42.4%を占めた。プレイする場所(複数回答可)は「待ち合わせなどひまつぶし」が71.5%,「交通機関で移動中」が56.5%,「自宅」が53.0%となっている。無料ゲームをダウンロードしたり,携帯電話機本体に予め内蔵されているゲームを利用するユーザーも多く,1カ月の利用料金(パケット通信費と初期登録費用を除く)は「0円」とする回答者が25.6%と最も多かった。プレイするゲームのジャンル(複数回答可)は,「パズル・クイズ」が63.6%で最も多く,「ボード・テーブル」が40.6%,「アクション・シューティング」が27.1%,「ロールプレイング」が27.0%と続く。

 一方,ネットワーク・ゲームの現役ユーザーは,無料ゲームで27.8%,有料ゲームでは6.3%となった。有料のネットワーク・ゲームを一度もプレイしたことがない人は78.9%と8割近くを占めている。プレイするゲームのジャンルは,有料ゲームではロールプレイング(56.6%),無料ゲームではパズル・クイズ(63.6%)が主流となっている。

プレイする携帯電話機向けゲームのジャンル(n=1041)
携帯電話機向けゲームの1カ月の利用料金(n=1041)