米Analog Devices, Inc.は,携帯電話機やPDAなどの入力インタフェースに向けて3軸加速度センサを製品化する。筐体を前後左右に傾けてメニュー画面を操作する,といった使い方を視野に入れる。同社はこれまでにもこうした用途に向けて2軸加速度センサを製品化しており,携帯型ゲーム機などで採用された実績がある。加速度センサの検出軸を2軸から3軸に増やすと上下方向の移動検知が可能になるため,筐体を「振る」といったより複雑な動作を入力操作に割り当てることが可能になる。3軸加速度センサの第1世代品の外形寸法は4.0mm×4.0mm×1.45mm。サンプル出荷時期や価格は未定である。
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