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<ISSCC 2004速報>開幕--ナノや有機デバイスで日本勢の発表相次ぐ

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2004/02/17 00:00
神保 進一
出典:日経ナノテクノロジー, (記事は執筆時の情報に基づいており,現在では異なる場合があります)
 IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)固体回路ソサエティ主催のISSCC(International Solid-State Circuits Conference:世界固体回路会議)2004が,2月15日〜19日の日程でサンフランシスコで開幕した(写真1)。ISSCCは半導体回路技術関連の学会発表の中でも“動作した”ことを発表条件にしているのが特徴。半導体デバイス開発におけるトップダウンとボトムアップのナノテクノロジーを実用化レベルで議論する場になりつつある。

 現地時間2月17日には,(1)セイコーエプソンがインクジェット方式で作製した有機トランジスタ搭載の電気泳動ディスプレイを試作したこと(写真2),(2)東京大学が有機トランジスタ搭載し,曲げに耐え切り貼りができる圧力センサーを開発したこと,(3)NECと物材機構が固体電解質を使ったナノ・スイッチ「NanoBridge」を開発しプログラマブル・セルベースICとして実用化を検討していること(写真3),(4)東芝が単電子トランジスタの電子トラップを応用して乱数発生回路を考案したこと,(5)名古屋大学などが単ー磁束量子素子を使って低消費電力マイクロプロセサを開発したこと---などを発表する。

 なお,詳細は日経ナノテクノロジー Inside eReport 2004年2月23日号(PDFニューズレター)に掲載する予定。(神保 進一=サンフランシスコ発)


【写真1】ISSCC 2004の会場風景。サンフランシスコ市内のホテルで開催
【写真1】ISSCC 2004の会場風景。サンフランシスコ市内のホテルで開催


【写真2】セイコーエプソンが試作した電気泳動ディスプレイ。出典:ISSCC 2004
【写真2】セイコーエプソンが試作した電気泳動ディスプレイ。出典:ISSCC 2004


【写真3】既存のCMOS製造プロセス技術でNanoBridgeを実装できる。出典:NEC
【写真3】既存のCMOS製造プロセス技術でNanoBridgeを実装できる。出典:NEC