Intel社とMicron社が製造した、記録容量が128Gビットの3D XPointのダイ(写真:Intel社)
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 米Intel社と米Micron Technology社は2015年7月28日、「1989年のNANDフラッシュメモリーの登場以来、メモリー技術における25年以上ぶりのブレークスルー」(Intel社)とする「3D XPoint technology」を発表した。NANDフラッシュメモリーで一般的な128Gビットの容量を備えたチップも開発したとする。

 想定する用途は、大量のデータを高速に処理する必要がある分野への適用だ。例えば、8Kの超高精細映像を用いたゲームや、顔認識や音声認識などのパターンマッチング、そして遺伝子解析といった用途である。

 両社は2015年末に特定の顧客向けにサンプル出荷を始め、2016年に一般に向けて発売するとしている。