スズキは2015年6月30日、新中期経営計画「SUZUKI NEXT 100」を発表した。2019年度に、連結売上高を2014年度比23%増の3兆7000億円、売上高営業利益率を2014年度の6.0%から7.0%以上とする方針だ。

 「新中期経営計画は私が中心となり、他の役員と一緒に作り上げてきたもの。社員一丸となって計画を達成できるよう取り組んでいきたい。創立100年、さらに次の100年に向けて土台作りをしていく」。同日付でスズキの新社長に就任した鈴木俊宏氏は、記者会見の壇上で意気込みを語った(図)。

図 堅実な目標設定に
(a)新社長に就任した鈴木俊宏氏。(b)4輪車の世界販売台数目標は、2019年度に340万台に設定した。
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