将来のクルマや自動車産業を展望する──。日経BP社は7月21~22日にかけて、大規模セミナー「次世代自動車フォーラム」を開催した(図1)。パワートレーンや環境対応車、安全システム、ビジネスモデルの変革などをテーマに、キーパーソンが講演した。

図1 会場の様子
エンジンや電動パワートレーン、新しいモビリティーサービスなどについて議論した。
[画像のクリックで拡大表示]
図2 経産省電池・次世代技術・ITS推進室長の吉田健一郎氏
写真:千久田信一郎

 経済産業省の吉田健一郎氏は「自動走行ビジネス検討会」について紹介した(図2)。自動車メーカーや部品メーカー大学・研究機関などが、国内外の関係者と協力のあり方ついて議論する。今後は「自動走行の将来像の共有や競争領域と協調領域の戦略的な切り分けを進める」と述べた。